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強みで黒字を継続する
2020-10-25

③認識スタイルの把握が大事

私達のコミュニケーションは、独断と偏見に満ちています。

世の中の社長は、その独断と偏見が、一見許される職業と言えます。しかし、
それも社員が、社長の独断と偏見が、自分達のボスとしてふさわしいと認めて
いるときだけです。

そうではない場合には、この人口急減、そしてコロナ不況の中で、経済がシュ
リンクしている今後では、コミュニケーション技術をうまく活用して業績を上
げることのできない単なるわがままな人になってしまいます。

そのような社長のもとでは、社員はしょうがなく働きますが、決して、会社や
社長を守るためには働かないでしょう。

彼らを一生懸命働かせるには、ミッションが大事だとよく言われます。
確かにミッションは、大事です。私もそう思いますし、いろいろなところで、
須貝会計のミッションを提示しています。

しかし、それぞれ自分の事情を抱えている社員が、ミッションのためのみに働
くとは、ちょっと考えにくいです。
まず自分という人間を理解してくれる、あるいは事情を考えてくれる社長だと
理解してくれて、その後で、ミッションを大事にするのではないでしょうか。
衣食足りて礼節を知る、です。

私達は、まずは、社員やパートさんがどういう人で、どのような認識スタイル
を取るか、理解しないといけません。
その認識スタイルを知れば、その人が何にやりがいを感じるのか、何にモチベ
ーションを高めるのか、何が嫌なのか、どう言われるのが好きなのか・嫌いな
のか、分かります。

人間は、自分のペースや価値観に合わせてくれるときではないと、協力的には
なりません。

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