⑥入社時に見抜く②

入社時に見抜くとき、認識スタイルを理解するよりも前に、絶対にやらないと
いけない事があります。
これをショートカットすると、おそらく、社長のストレスは爆発的に増えるで
しょうし、今までしっかり仕事をしてくれた既にいらっしゃる社員も、ヒステ
リーを起こしたり、辞めていってしまうこともありえます。

最初に見抜くことは、新たに入社する方が「愛着障害」なのかどうかです。
愛着障害は非常に根が深い。ここでは、愛着障害がどのようなものであるか、
省略しますが、愛着障害の因子を持つ方は、相当に多いと思っています。
また、愛着障害の因子を持っても、それがそのまま入社がまずい、というもの
ではなく、その中でも、「できた物を壊す癖がある」「コミュニケーションを
壊す癖がある」「過度に完璧主義である（超完璧主義）」「超見栄っ張り」
という方がいた場合、注意を要します。

これ、見抜くのは難しいですよね。私は、これも質問の中に取り入れたり、過
去の経緯を聞いたりして、事前に対応しています。
モンスター・クレーマーが隣にいる、と思ってくれればわかりやすいです。
社長のいないところで、会社に反逆を考えるとか、場合によっては、まったく
悪気なく（？）会社の雰囲気を破壊していく人もいます。
絶対に注意しないといけないところです。忙しいとか、知り合いの紹介だから
と、即決で入社させないことです。

ある社長の体調が悪くなった事例だと、社員が愛着障害の超完璧主義で、多少
ぼろがある社長の行動が許せない、ということで継続的にしつこいクレームを
入れて、社長をダウンさせています。