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強みで黒字を継続する
2020-10-25

11.社長の頭の中② 投資とリターンの関係

さて、社長の頭の中シリーズ第2段です。

数字センスが良く、利益を出す社長の頭の中は、どうなっているのか。
今回は、投資するときに、何を感じ、どう考えているのか。
まずは、これが利益=リターンを出せるかどうか、打ち手(作戦)をイメージ
しています。それが浮かべば、GO!となります。


将来、利益が出ている絵姿(えすがた)と、どう手を打つかが、イメージでき
ていれば、それでいこうとします。
「計画が先だ」、と経営計画を優先する方もいますが、おおむね「鉄砲を撃っ
てから構える」方が社長という人種です。

以前までは、「資金繰りなどの不具合や、投資そのものの有効性を検討するた
めに、経営計画立てましょう!」
という立場でしたが、社長のスピード感にブレーキをかける感じがするのと、
結局、事業は社長の感性に追うところが大きいので、水を指すのは辞めにしま
した。

私が口を出すのは、話を聞いただけで、無謀なときだけです(人繰り、金繰り
、現有社員への負担、リターンの見込み薄いetc)。
さてさて、社長は、そんな外部のコーチの意見は脇に置いて、優れた感性でリ
ターンを得ようとします。

その計算式は、投資額に対して、年額でいくら儲かる、数年でいくら儲かる、
だから、借入は、どれくらいでも楽勝だ、というものです。
それを頭の中でイメージしています。それがイメージできていれば、もう十分
です。簡単な説明ができるはずなので、周りに数字を元に話してみましょう。

そういう癖をつけると、あなた(社長)は、数字のセンスが更に増し、社員か
らは、「うちの社長、数字を暗算できる」と恐れられます。

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