2020-10-25
4.成功している社長の持っている力 その1
まず、成功している社長は、自分の資質を良く分かっています。
そして、その資質を、事業や会社運営のテコにしています。意識的に説明でき
る人もいますし、無意識で行っているので、説明できない人もいます。
しかし、そこには「各個人の差異的な資質」が存在しています。
ある社長の例を上げましょう。
その社長は、中学を卒業して板前の修業に入り、寝泊まりするところは、修行
先の寿司屋の2階でした。
しかし、自分の資質の中で、ある部分が複数優れていることに気づき、それを
ゆっくりと磨き始めます。
もちろん、大学にも行っているわけではないので、目の前の寿司屋の中が、そ
の資質を磨く場所です。資質を明確に理解すると、どこでも伸ばすことができ
る好例です。
今では、会社を経営しています。もちろん、自分の出身業界のこ
とを理解していることは、経営をうまく生かせるのに必要です。ですので、近
接業界の経営者になっています。
さらに、ある社長をご紹介しましょう。その社長も、社会の中で自分の資質に
気づき、それを伸ばして活かす努力を続けてきました。
その社長の特徴は、スケール感(大きくとらえる力)と、待てる力(忍耐力
)、それと地形を立体的に掴む力と、いろいろあるのですが、突き抜けている
能力が一つあり、常にそこを磨いて、頂点に上り詰めました。
これは成功者のほんの一例です。成功者は、「ここが自分は優れている」とい
う資質に敏感です。
もちろん、成功者にとって、「弱点」はあります。優れた社長は、その弱点を
どのように取り扱っているか、次に説明していきましょう。
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