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強みで黒字を継続する
2020-10-25

8.強みを間違えるとどうなるか

自分の強みや資質を間違えているとどうなるでしょうか。
「勘違い」していると言ってもいいし、「思い込み」でもいいです。
うまく行かないことが増えてきます。

逆算して、最短距離を進むことが得意だと思いこんでいる社長が、実際はその
資質に乏しく、社員の個別の性格をよく掴んで動くのが得意なのかもしれませ
ん。

また、社員の資質を理解するのが得意だと思っているだけで、実際は、そのよ
うな資質が無いのかもしれません。
であるなら、周りとズレが出てきてうまく行かなくなります。

これは、ちょっと数字センスの話になりますが、数字センスには、回転率と利
益率という世界観があります。
そして、社長と言われる人種は、回転率と利益率のどちらかが得意です。まれ
に両方得意な異能型がいます。しかし、実際は、どちらが得意か、癖がありま
す。

しかし、利益率が得意な社長が、回転率型だと思いこんで、戦略を描くと、ど
うなるでしょうか。
せっかくの高利益率を稼ぐ機会をのがして、量を売る戦略に走るでしょう。す
ると、「あれ、思ったより稼げないや」と、イメージ通りの利益を稼げないこ
とで、途方に暮れるのです。

事業を安定化させる、伸ばす社長は、そこのツボを抑えています。しかし、そ
のツボを途中で外すと、一転して、下降線を描きます。

自らを知ることが一番むずかしいのかもしれませんが、今は、資質を判断して
、コーチングの材料にしてくれるWEB テストも出てきています。
有効に活用して、利益を出したいところです。

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