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強みで黒字を継続する
2020-10-25

8.粗利益時代の到来

さて、ここからは、数字センスのある社長の具体的な中身は、どうなっている
か、お話ししていきます。
社長の頭の中は、基本的には、お金が回るかどうかを軸に考えられています。
そこは、生き残るために当然のことなのですが、そのときに軸となっているの
は、粗利益と販管費の関係です。

粗利益が、販管費というコストを上回っていないと、商売で利益が出ません。
というと当たり前のことなのですが、あなたは粗利益をきちんと設計していま
すか?

勢いでビジネスをやっている社長は、年度を締めてみて、赤字になるときがあ
ります。「金、使っちゃったからなあ」
いや、その前に、どれくらいの粗利益を出せるのか、どれくらいの幅でコスト
を使っていけばいいのか、頭に入れていないからです。
中には、粗利益がコストを上回っていないと利益が出ないということすら知ら
ない方もいます。

利益を出す社長は、おおざっぱです。しかし、考えるところはきちんと抑えて
います。粗利益と販管費の関係は、歩きながらでも、思いつくようにしておき
ましょう。

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