2020-10-25
1.社長の役割が変わった
社長の仕事って、何をすることか、わかりますか。
人によって、定義はいろいろあるでしょう。会社を管理する人、人をマネージする人、集客する人、売上を上げる人、お金の管理をする人、飲み会で仕事をとって来る人・・・
それは全て正しいと思います。なかには、プレイングマネージャーも多いことでしょう。しかし、社長であるあなたの「役割」は変わりました。そしてそれは、コロナのせいではありません。
そもそもに、今の経済環境は、企業経営にとっては、非常に難しい。かつて、右肩上がりだったときは、寝ていても経営できました。深く考えないでも、経営できました。それから、成長が止まって、集客を真剣に考える時代へ移ってきました。
そして、今は、災害が毎年起こり、経営の土台を構築しにくい時代に移り変わりました。人口減の始まりが悪者にされますが、人口が減少するのは、予定されていることです。流れが見えるので、準備ができます。予想ができるものはリスクではないのです。
リスクは、予想できないものです。何が起こるかわからない天変地異です。
せっかく、土台を作った経営基盤も、一夜にしてなくなります。土台にならない経営基盤の上では、家庭を築くことも、将来の目標を立てることも難しいです。
今は、土台がなくなるリスクを考えながら、いかに立ち直りを早くするか。会社の、社長の「資源」を明確に理解し、それをやりくりしながら復活させることが社長の仕事です。
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