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強みで黒字を継続する
2020-10-25

7.資質を伸ばしすぎてもだめ

資質を伸ばしすぎてもだめ、ということに異論がある方も多いと思います。自
分の資質を把握して、使いこなすことができるということは、利益を出すため
に、非常に良いことである、と思いますよね。

しかし、資質が暴走してしまい、利益どころか、ビジネスや組織を破壊してし
まうことがあります。私生活も破壊してしまうことすら、あります。

一例を上げます。私は、最上志向が強く、常にもっと良くもっと良く、もっと
良いやり方がないか、もっと最新型が無いか、探しています。
ところが、これは、仕事の場で足を引っ張る事がたびたびあります。どういう
ことかというと、時間を無視して、ずっとやってしまうのです。仕事がいった
ん終わっても、「まだ良くできないか」探して、仕事を始めてしまうのです。
組織の内部の人たちも、早く帰りたいよー、と呆れてしまうこともありました
。彼や彼女たちの「WHY?」の顔が忘れられません。

そんなにこだわらなくても、ビジネス上の結果は同じだから、ある程度で辞め
れば良いのに、と言われてしまうのです。(コストもかかるしね)
さらに、家庭の時間も壊してしまいます。家族は、家まで仕事を持ち込んで殺
気立って欲しくないはず。
その「やる気」をそのまま撒き散らしていると、家庭内と仕事がリンクして、
境目がなくなってしまいます。

家族に聞いてみてください。いかに、邪魔な存在になっているか。
というように、資質を使いこなしているつもりでも、逆に、資質に人生を乗っ
取られていて、生活や仕事を壊している場合も、すっごく多いかも、と気づい
てくれれば、自分の事を書いた価値があるというものです。

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