②経済シュリンク時代の社長のコミュニケーション
さて、社長の心のなかでは、このような気持ちがとぐろを巻いています。
「俺の意図を察して、すぐ動いてくれない」
「会社の目標を、自分ごととして考えてくれない」
「今そこにある危機を察して、俺が言う前に動いてくれない」
などなど
要は、社長の同じように考えたり、動いたりしてくれないのです。
これに関しては、2つの方面での解決が可能です。
1つ目は、会社の数字を、わかりやすく、社員に共有すること。わかりやすく
といいますが、数字が音痴な社員がほとんどです。特に99%の社員は。
ですから、とことんまで、わかりやすく、幼稚園児に教え込むほど簡単にする
ことで、社員が理解してくれるようにできます。
2つ目の方が大事です。それは、社員がどのように、外界を認識しているか、
その認識スタイルを、理解することです。
この2つ目の認識スタイルをお互いに知ることが、社員とのコミュニケーショ
ンの第一歩です。
「あいつとはうまが合わない」
「波長が合わない」
と片付けてしまうことは、簡単ですが、今後は、今いる社員・パートさん・ア
ルバイトさんの現有戦力を、最大限に活かすマネジメントが、主流になります
。
そのマネジメント、あるいはコミュニケーションスタイルをしっかり行わない
と、会社は存続するほどの体力を持てないでしょう。
新たに雇えばいい?
それは、今後非常にしにくくなるのは、既に説明したとおりです。
その劣勢な状況を、一気にひっくり返していくコミュニケーションが、認知ス
タイルに基づくコミュニケーションです。
その技術を、LAB プロファイルといいます。ここでは、そのLABプロファイ
ルを、統計処理している iWAM(inventory for work and motivation)を前提に
お話を進めていきます。
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