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強みで黒字を継続する
2020-10-25

⑬アクセルとブレーキを同時に聞かせることはできるか

iWAMを使っていると、目標に向かって動くのがすごい好きな人と、リスクを
感知して対処していく特性がある人の2つのタイプがあるのが分かります。

ご自身はどうですか。私は、目標に向かうことのほうが強いのですが、そうで
もなくて、リスクを察知して対処することもあります。

今から6年ほど前、倒れたことがあります。そのときの体調不良からの回復期
では、リスクを考えることが多く、リスク対応がほぼ頭の中を占めていました

そのときにiWAMを受けると、やはりというか、問題思考・回避型的な結果に
なりました。
そのときは、そういう特性があるんだな、と思いましたが、後日、結構回復し
て動きやすくなってきてから再度受けると、問題思考・回避型は低くなり、目
的志向型が強くなっていました。

割と重い症状だったので、このような形になったかと思いますが、原則として
、コンテクスト(シチュエーション)が、同じ場合は、変わらないかと思いま
す。この場合は、仕事・ビジネスのコンテクストでした。

さて、今回の問いの答えですが、「アクセル(目的志向型)とブレーキ(問題
回避型)は、同時にかかる」というのが答えになります。同時に、自分の認識
スタイルとして、存在しているのですから。

少し応用的な話ですが、証券会社と銀行の話をしましょう。
今、同じ企業グループの中に銀行と証券会社が存在しています。そして、同じ
会社の支店の中に、存在している場合もあります。
今から、町中に出ていって、銀行の支店を見てみてください。そこには、証券
会社のブースがあると思います。

詳細な法的な側面を脇に置いておいて、考え方をご提示します。
銀行業務では、リスク回避、つまり銀行業務の本質は、「問題志向・回避型」
が強いコンテクストです。
それに対して、「目的志向型」が強い証券会社の金融商品を売る場合、同じ人
間の中で、2つの認識スタイルがぶつかり合うこともあり、うまくいかない場
合もありえます。

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