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強みで黒字を継続する
2020-10-25

7.数字センスの身につけ方④

「体験する」「見る」「読む」の次は、「聞く」です。

「聞く」ことで、理解できる方々は一定数います。
「報告を聞く」だけで、理解できるのです。
こういう知覚をお持ちの方は、「耳から入ってくる情報」で数字を理解します
。実はわたしは、この知覚が大幅に弱いのです。

私は、いわゆる耳学問ができなく、「体験する」、「見る」、その後に「読む
」ことでサポートしながら、情報の整理を行っています。
「聞く」力が強い方は、話したり、尋ねたりすることで、情報を処理しますの
で、あなたがその要素が強い場合は、「人から聞く」プロセスを組み込むこと
で、実践的な数字センスが身につきます。

部下からの報告も、電話での報告やZOOMで音声だけの報告にしてみることで
、より理解できるかもしれません。
そういえば、なのですが、私のクライアントには、聞く力が強い社長が多く、
口頭説明で、要点を理解します。

ちなみに、昨今のテレワークでは、情報伝達が「見ること」「聞くこと」だけ
で終わらざるを得ないので、「体験すること」「会うこと」で情報を処理して
いる方々は、大変にきつい思いをしています。
私がその例の一つもあります。こと数字の伝達でも、「聞くこと」だけでは、
非常に理解が進まないのです。

さて、話を戻して、「聞くこと」が強い社長は、紙を見ないで、耳学問でどん
どん数字センスを身につけることができます。
ご自身の数字把握プロセスに、「聞くこと」を取り入れ、「読む」ことの重要
度を落としたほうがいいかもしれません。実際は、決算書などを見ながらの話
になると思いますが、「聞くこと」を強く意識すると、理解が強まると思いま
す。

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