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強みで黒字を継続する
2020-10-25

12.社長の頭の中③ 〜 資金繰り

社長の頭シリーズ③です。今回は資金繰り編です。

資金繰りは、収入と支出の差が出ていれば、問題ありません。終わり。
ですから、社長は、利益が出るようにするのは、当たり前ですが、
それだけではなく、資金繰りを乗り越えるために、他にも考えることがありま
す。

まず、収入を増やすこと。例え、売上が上がっても、入金が無ければ、会社は
動きません。
そこで、あらゆる手を使って、収入自体を増やそうとします。前受金で仕事を
受け付けることは、非常に有効です。

ある親戚の社長は、突発的な仕事が入ったときに、必ず前受金を得ていました
。その中から、資材を手配したりするのは、当たり前ですが、狙いは他にもあ
りました。
定型的な仕事以外に、突発的な仕事が入ることは時々あります。そのときに、
割増で受注します(これも当然)。そして、そのときに入金を前倒しにするこ
とで、会社としての資金繰りを楽にする効果があるのです。そこまで考えて、
社長は受けます。

歴史に残る劇画漫画、ゴルゴ13を考えてみましょう。ゴルゴは、案件の半金
を受け取り、その入金が確認され次第、スナイプに取り掛かります。
もちろん、その半金で、銃の手配や、調査役の採用、ヘリコプターのパイロッ
トの手配や、あるときは、航空機すら用意しています。
ある社長は、「ゴルゴがビジネスの先生だ」と言っていましたが、これは案外
本当でしょう。

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